HACCPと賞味・消費期限設定支援業務の紹介(食品技術士センターにて講演しました(2024年8月17日))

-HACCPと賞味・消費期限設定支援業務の紹介(食品技術センターにて講演しました)-
2024年8月17日に食品技術士センター(日本技術士会登録グループ)にて講演会があり、「検査会社の食品事業者支援業務について」という題目で、当社社員がHACCPと賞味・消費期限設定支援業務について、当社の取り組みの紹介を行いました。
当社のHACCP研修のねらいと取り組みは下記となります。
・シンプルな題材で、日常に戻っても忘れない内容にしたい
・興味を持って楽しく学んでもらえるテキストと説明にしたい
・食品衛生に関する意識・感度を高めるため、微生物の挙動など多方面からじっくり考えてもらいたい
・受講者のひとり一人が個別にHACCPプランを作成し発表してもらうことで、全員に当事者意識をもって取り組んでもらいたい
当社のセミナーは、単なる知識の詰込みではなく、微生物ごとの挙動を把握するトレーニング、温度の違いによる増殖シミュレーション、最大累積暴露時間やリスク評価をHACCPプランに盛り込むなど、食品衛生に関する意識・感度を高めることができるように、工夫された内容となっています。
具体的な内容は講義の一部分を抜粋した下記資料をご確認いただけると幸いです。
>>講義の一部を抜粋した資料はこちら
>>HACCPセミナーサイトはこちら
賞味・消費期限設定については、保存・加速試験の実施方法、留意点と当社の取り組みの紹介を行いました。
特に加速試験については、留意する点が多くあるため、ご依頼者様に試験方法の意味についてご説明し、ご理解いただきながら進めています。
そのために検査のご依頼者様にご説明資料をお送りしたり、さらに試験の詳細を把握されたい方のためにセミナーも定期的に開催しています。
また、賞味・消費期限を延ばすための支援として、賞味・消費期限延長技術の紹介サイトの開設やセミナーを開催しています。
>>賞味・消費期限の延長技術の紹介サイトはこちら
>>賞味・消費期限設定セミナー(保存試験・加速試験の進め方)サイトはこちら
>>食品ロス削減のための賞味・消費期限延長技術入門セミナーサイトはこちら
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【食品技術士センター:2024年8月17日(土)講演会】
【講演】
「検査会社の食品事業者支援業務について ~HACCP・期限設定を中心に~」
株式会社 環境科学研究所 分析事業部次長 兼 食と農の支援室室長
柏木隆頼氏(技術士 環境部門 当会会員)
<要旨>
株式会社環境科学研究所は分析技術を活かし、環境及び社会の課題解決につながるサービスを提供している。
取引先よりHACCPは制度化されたものの、従業員への浸透・定着について相談を受けることが多い。
また、フードロス削減や輸出を考慮し、賞味・消費期限の見直しに関する相談も多くなっている。
今回、HACCPと賞味・消費期限設定を中心に当社の技術支援の取り組みについて紹介する。
>>食品技術士センター関連サイトはこちら
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