「ほのくにバナナ」プロジェクトを開始しました ~産学連携事業~
「ほのくにバナナ」プロジェクトを開始しました ~産学連携事業~
アグリトラストネットワーク(愛知県豊川市)代表の早川知行さんは希少価値のある「ほのくにバナナ」(国産バナナ)を栽培しています。「ほのくに」の名称は「穂の国」東三河の古称からの由来になります。今回、代表の早川さん、愛知大学の山口教授、当社(環境科学研究所)で連携し、科学的な裏付けを持った地域ブランドづくりを開始しました。
一般的な輸入バナナは、長距離輸送に耐えるために青い状態で収穫され、追熟処理を経て店頭に並びます。一方、ほのくにバナナは 国内栽培のため一般的なバナナよりも約1ヶ月長い150日間の栽培期間を経て収穫されます。これにより、「皮が薄く柔らかい」「青臭さが少ない」「渋みが弱い」「香りが強い」といった特徴が生まれます。また、農薬不使用であり、かつ長期栽培により皮が薄くなることから、皮まで食べられます。皮にはポリフェノール、カテキン、ビタミンEなどの機能性成分が豊富で、実とは異なる「ほろ苦さ」や「香ばしさ」が楽しめます。
また、ほのくにバナナは農薬不使用であることから、身、皮だけでなく、仮茎(幹に見える葉の集合体)まで安心して活用することができます。仮茎は通常、廃棄されますが、食物繊維やミネラルを含んでいることから、海外では粉末にして食品に利用する国もあります。ほのくにバナナは、皮も仮茎も使い切ることができるため、食品ロス削減や循環型農業の観点からも、地域資源として非常に価値が高い素材です。
国産バナナはまだ研究例が少なく、「どんな成分が多いのか」「どんな特徴があるのか」「どんな活用ができるのか」といったデータがほとんどありません。地域資源として非常に価値が高い素材に対し、代表の早川さん、愛知大学、当社が協力し、「科学的に価値を説明できる地域ブランド」づくりに取り組んでいきます。
今後の研究成果や商品開発の進捗については、随時発信していく予定です。
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