賞味・消費期限設定と食品保存期間延長技術について講演しました(京都府中小企業技術センターにて)

-賞味・消費期限設定と食品保存期間延長技術について講演しました-
2024年1月24日に京都府中小企業技術センター(京都府京都市下京区中堂寺南町134)にて、「令和5年度 第2回食品・バイオ技術セミナー」が開催されました。
今回のセミナーは「食品保存期間延長技術の基礎と海外進出」がテーマとなり、3つの講演がありました。
定員30名に対し、70名ほどの参加希望者があり、今回のテーマに対する関心の高さがうかがえました。
当社社員が2つ目の題目「賞味・消費期限設定のための保存・加速試験の進め方と食品保存期間延長技術について」について講演をしました。
食品の海外輸出には賞味期限の延長が重要になります。賞味期限の延長には様々な技術がありますが、どの技術を採用するのか、どれくらいの効果があるのかについての検証は、実際に保存試験、加速試験を実施して、確認しながら進めていく必要があります。
約2時間の講演ののち、受講者の方からいろいろな質問をいただき、意見交換もさせていただきました。
期限設定と期限延長技術の基礎について、多くの食品事業者の方に理解していただく良い機会となりました。
【令和5年度 第2回食品・バイオ技術セミナープログラム】
講演① 13:10~14:05
「海外輸出に向けた賞味期限延長事例のご紹介~包装材への着眼で賞味期限の大幅延長に成功~」
渡辺製菓株式会社
営業部 西下 大輔 氏
講演② 14:15~16:35
「賞味・消費期限設定のための保存・加速試験の進め方と食品保存期限延長技術について」
株式会社環境科学研究所
分析事業部 次長 柏木 隆頼 氏
講演③ 16:35~16:50
「京都「食の世界便」プロジェクトのご紹介 ~京の食文化を世界に!~」
京都府商工労働観光部
ものづくり振興課 御厨 千晶 氏