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食品検査について

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食品検査について

【当社の食品検査事業】
食品検査は、さまざまな食品やその原材料などの安全性、成分・機能性等を確認するために行われます。
私たちが普段食べている食品は、原材料の生産から加工工程を経て最終製品の出荷、販売まで各工程で様々な検査が行われています。細菌やウイルス、有害化学物質に汚染されていても、残念ながら人の目では見えません。検査をすることで科学的根拠に基づき、安全・安心な食品を提供することができるのです。
当社は食品衛生法の登録検査機関、ISO17025認定検査機関、日本GAP協会推奨検査機関であり、国際的に通用する信頼性の高い検査結果を提供しています。また、官公庁から食品検査方法の開発業務や食品中の微量有害化学物質の調査業務を受託するなど、高い技術力を有しています。さらにGAPセミナー、HACCPセミナー等食品関連セミナーを開催するなど、農業から食品製造、6次産業化までフードチェーン全体の「安全・安心」のための支援をしています。
これらの活動をとおし、持続可能な農業をはじめ、安全・安心な食品の提供、フードロス削減といったSDGSの目標達成にも貢献していきます。


当社で行う主な食品検査項目・関連事業を紹介いたします。
細菌検査
残留農薬検査
栄養成分分析
保存試験・加速試験(消費・賞味期限設定)
異物検査
放射能検査
カビ毒検査
アクリルアミド検査
残留動物用医薬品検査
重金属類検査
HACCPセミナー
GAPセミナー


<細菌検査(微生物検査)>

食中毒や食品の品質低下の大部分は微生物に起因します。これらは目に見えず、知らない間に増殖し、汚染を広げます。食中毒の防止のためには、事業所内で日常的に行われている衛生管理の方法を客観的に評価し、改善していくことが重要です。当社は原材料・製品の汚染の有無を確認する細菌検査に加え、調理器具・作業者の手指などに付着した細菌数を測定する拭き取り検査にも対応しています。
>>当社の細菌検査サイトはこちら


<残留農薬検査>

当社はISO/IEC 17025認定登録機関、食品衛生法の登録検査機関、日本GAP協会の推奨検査機関であり、信頼性の高いデータを提供しています。また、官公庁から試験方法の開発業務や食品中の微量有害化学物質の調査業務を受託するなど、高い技術力を有しています。残留農薬検査においては多成分一斉分析法を採用し、低価格かつ迅速な対応をしています。JGAP、ASIAGAP、GLOBALG.A.P.に対応した検査セットも充実しています。また、タイ向け等の輸出食品の残留農薬検査にも対応しています。

近年、ミツバチの大量死や群れの消滅との関連も指摘されているネオニコチノイド系農薬の分析、野菜の生育障害を起こす可能性のある堆肥中のクロピラリドの分析にも対応しています。

高感度な分析装置(LC/MSMS、GC/MSMS等)を複数台保有し、充実した検査環境を整備しています。
>>当社の残留農薬検査サイトはこちら


<栄養成分分析>

加工食品には、容器・包装に栄養成分の表示が義務付けられています。表示項目には、 熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量があります。近年は、野菜や果物に含まれる栄養成分に加え、ビタミン類、ミネラル類などの機能性成分の表示についても関心が高まっています。
>>当社の栄養成分分析サイトはこちら


<保存試験・加速試験(消費・賞味期限設定)>

消費期限・賞味期限の設定には科学的根拠が求められます。当社では期限設定にお困りの事業者様のお手伝いをしております。検査項目の選定、保存期間、保存温度等の検査条件について、ご提案いたします。適切な期限設定はフードロス削減にも繋がります。また、防災食、宇宙食など保存期間の長い食品について、加速試験(より厳しい条件で保存し、短期間で長期の賞味期限を推測する手法)の相談にも対応しています。
当社は食品衛生法の登録検査機関、ISO17025認定検査機関であり、日本災害食認証制度に準じた加速試験の相談にも対応しています。

>>当社の保存試験・加速試験サイトへ


<異物検査>

食品に混入した異物は、健康被害や製品回収につながります。異物の混入原因の究明には、その組成の解明が重要です。 当社は電子顕微鏡やFT-IRを導入し、微小な異物の組成分析が可能です。拡大写真や検査方法の説明を加え、丁寧でわかりやすい報告書をお届けします。また、事業者様ごとに異物として混入する可能性のある製品(工場内で使用する物など)の情報を蓄積し、オリジナルデータベースを構築するサービスも実施しています。
一度測定しておけば、次回からはデータベースの中から混入する可能性のある物質を簡単に検索できます。事業者様ごとのオリジナルデータベースを構築することで、検査費用を抑え、速やかに物質を特定することが可能になります。

走査電子顕微鏡(SEM)で観察しながらEDXによる元素分析が可能です。
>>当社の異物検査サイトはこちら


<放射能検査>

食品中の放射能については、厚生労働省により規制値が設けられ、それを超過する食品は国内に流通しないように措置されています。 また、輸出食品についても、中国、韓国など様々な国において基準値が定められています。当社ではゲルマニウム半導体検出器を用いた放射性セシウム(Cs-134、Cs-137)の定量分析に対応いたします。

ゲルマニウム半導体検出器による高精度な検査が可能です。
>>当社の放射能検査サイトはこちら


<カビ毒検査>

カビ毒とは、カビが食品・飼料などの有機物を分解する際に生産する物質のうち、人体・家畜にとって有害なものを指します。食品中で発生したカビは増殖するばかりでなく、殺菌しても生成したカビ毒は残るという特徴があります。食品衛生法上で規制基準が設けられています。
当社はアフラトキシン、オクラトキシンA、デオキシニバレノールといった様々なカビ毒の分析に対応しています。
>>当社のカビ毒検査サイトへ


<アクリルアミド検査>

食品を加熱調理する過程において、食品中で様々な化学物質が生成されたり、分解されたりしています。このとき生成する化学物質の中には、食品を食べやすくする、好ましい風味を醸し出す、保存性を高めるなど有用な効果をもたらすものがある一方で、私たちの健康に悪影響をもたらす可能性のあるものが副産物としてできることがあります。そのような加熱食品に含まれる有害化学物質のひとつが「アクリルアミド」です。
スウェーデン食品庁とストックホルム大学が、揚げたり、焼いたりした馬鈴薯加工品や穀類加工品に、おそらく発がん性があるアクリルアミドが高濃度に含まれる可能性があることを、2002年に世界で初めて発表しました。 
アクリルアミドに関して数多くの検査実績がありますので、お気軽にご相談ください。 
>>当社のその他理化学検査サイトへ


<残留
動物用医薬品検査>

養殖魚など畜水産物を病原菌等から守るために動物用医薬品が用いられます。食品として人が摂取する際に、その残留量が人体へ影響を及ぼさぬように基準が定められています。当社は動物用医薬品について官公庁からの依頼を含め、数多くの検査実績があります。お気軽にご相談ください。
>>当社のその他理化学検査サイトへ



<重金属類検査>

環境中の微量金属元素は土壌や地下水を通して野菜や果物などに移行します。その中には銅や亜鉛のように人にとって必須元素もありますが、過剰な摂取が人体に悪影響を及ぼすものもあります。このため、カドミウムや鉛、水銀、ヒ素については食品衛生法により基準が定められております。ヒ素に関しては、大きく有機ヒ素、無機ヒ素の2つに分類されますが、無機ヒ素の方が有害性が高くなっています。当社はHPLC-ICP/MSという高感度な分析装置を配置し、全ヒ素量に加え、無機ヒ素のみの分析にも対応しています。

HPLC-ICP/MSによるスペシエーション分析(形態分析)に対応しています。
>>当社の重金属類検査サイトへ


<HACCPセミナー>

2020年6月に原則全ての食品事業者へのHACCP導入が制度化されました。事業者様が自ら微生物汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握し、それらを除去又は低減させる取り組みが必要になります。HACCPは一度導入したら終わりではなく、必要な教育・訓練を実施し、継続的な改善が不可欠です。当社のセミナーは、単なる知識の詰込みではなく、微生物ごとの挙動を把握するトレーニング、温度の違いによる増殖シミュレーション、最大累積暴露時間やリスク評価をHACCPプランに盛り込むなど、応用力を育成できる内容となっています。
当社のHACCP研修は、新規企業様はもちろん、社内研修のプログラムとして活用されている企業様が毎年リピーターとして受講されています。

>>当社のHACCP研修・導入支援サイトへ


<GAPセミナー>

GAPとは「Good Agricultural Practices(農業生産工程管理)」の頭文字をとったものであり、GAP導入により食品安全、環境保全、労働安全等を確保することができます。近年はオリンピックの資材調達基準となったり、メーカーの原材料調達先にGAPを義務づけるなど、GAP認証を求める声が高まっています。GAP運用は持続可能な農業を始めとしたSDGSの目標達成にも貢献できます。当社ではGAPセミナーの開催やGAP導入のためのコンサルティングを行っています。

>>当社のGAP研修・導入支援サイトへ

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