「現場での1枚」では、環境調査の現場で撮った風景、生物などの写真を紹介します。
今回は「コガネタケ」です。
秋の岐阜県某所の現場にて、林道脇に散生していたコガネタケを収めた写真です。
コガネタケは秋頃の林道やあぜ道などに生えるハラタケ科に属する黄金色のキノコです。
全体を黄色の粉に覆われているのが最大の特徴で「キナコタケ」とも呼ばれたりします。実際に触ってみると、手についた粉は「きな粉」より鮮やかで、簡単には落ちませんでした。
この時は小さいものが多かったのですが、大きいものだと傘が15cm程にもなるそうです。
このキノコ、食用としても知られており、独特の臭いがあるものの、歯ごたえがよく天ぷらや炒め物として好まれます。
しかし、食べる人の体調や体質、調理方法によっては嘔吐や下痢、腹痛などの症状を引き起こす場合があり、
これに似たキノコでオオワライタケという毒キノコもあるため、素人判断での食用はお勧めしません。
今後もいろんな現場風景を切り取った写真を紹介していきます。