現場での一枚(5)「オオカマキリの卵鞘」

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「現場での1枚」では、環境調査の現場で撮った風景、生物などの写真を紹介します。

今回は「オオカマキリ(卵鞘)」です。

冬の愛知県某所の現場にて、アカメガシワに産み付けられたオオカマキリの卵鞘を捉えた写真です。
国内に生息するカマキリの中で最大種であるオオカマキリは、日本全土に生息しており、カマキリの中では目にする機会も多いかと思います。

カマキリの卵といえば積雪地方の言い伝えに「カマキリが高い所に産卵すると大雪」というものがあります。
この説は、ある大学の長年の実証研究により信憑性があると報告されましたが、その後、大半の卵が雪に埋もれる東北での研究で、雪による卵の孵化への影響がないことが確認され、現在は、卵鞘の位置は植え付けられた植物の違いが影響しているのではないかといわれています。

科学・分析に従事するものとして、常に事象を様々な角度からとらえることを意識し、広い視野と正確な手順でデータを取り扱っていきたいと思います。

今後もいろんな現場風景を切り取った写真を紹介していきます。

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