分析機器の紹介(4)「細菌検査」

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当社では、環境、水道、食品など幅広い分野の調査・分析を行っており、様々な測定機器を活用しています。

今回はその中で、細菌検査の基本的な流れと主に使用する装置についてご紹介いたします。

 

・担当者コメント

細菌検査は、水や食品、また環境中に存在する微生物の有無やその数を調べる検査で、安全性や衛生状態を正確に評価する上で非常に重要な役割を担っています。

検査の流れとしては、まず試料を清潔な環境下で培地(細菌が生育するための栄養分を含んだ物質)に接種し、細菌が増殖しやすい温度に保って一定時間培養します。

培養後、培地上に形成された細菌のコロニー(集落)を計測することで、試料に含まれていた菌数を定量的に評価します。

各工程では、無菌操作、温度制御、計数のための専用装置を用いて検査精度を高めています。

当社では、水道水や食品の衛生検査、河川・ダムの水質調査を通じて、地域の皆様に「安全・安心」をお届けできるよう日々取り組んでいます。

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